引越し作業が終わったらすぐにやること
転居先に荷物が入ったら、すぐに建物や荷物に傷がないか確認しましょう。
引越し業者が帰ってから申し出るのは、お互いに気まずいものです。
ただ、後になって気が付いたときでも、原因が引っ越し業者側としか考えられないときは、補償してくれる期間が定められているので、できるだけ早めに相談しましょう。
特に家具の角に傷がついていたら、家にも傷がついている可能性があります。
傷がついた経緯なども、その場なら確認しやすいので注意してチェックしましょう。
そして、荷物を積み込んだときに、荷物にナンバーが振ってあれば、その順に荷物がそろっているか確認しましょう。
数を数えて足りなかったときに、改めて何がないか確認しなくても済みます。(どの角度からも見えるように、側面などにもナンバーを振っておきましょう)
荷物の紛失は、旧居や旧居の駐車スペースに置かれたままになっていたという状態なら見つかる可能性はありますが、すぐに気が付かないとゴミだと思われて捨てられてしまうかもしれませんし、持っていってしまう人もいるかもしれません。
引っ越し業者のトラックに積んであったものが荷台から盗まれることは考えにくいところですが、どんなことがおこるかわかりません。
いずれにしても人間がやることです。
やはり絶対に無くしたり壊れたりしたら困るものは自分で管理する、どんなに忙しくても到着時の荷物のチェックは確実にするということを忘れないのが一番の秘訣かもしれません。
旧居と新居の両方の確認が必要
引っ越し作業と言いましても、旧居での荷物の運び出しが完了した時と、新居での荷物の運び入れが完了した場合に分けることができます。
先ず旧居での荷物の運び出しが終わった時点でのことから書いていきましょう。
荷物の運び出しが終われば、旧居の中は空っぽになる訳ですが、この時に旧居の掃除を行っていきます。
大型家電の後ろや、大型家具の透き間など、普段は掃除の出来ない場所でもありますので、埃やゴミなどが沢山たまっている場合が多いです。
こうしたゴミを掃除機やぞうきんがけをして綺麗にしていきます。
荷物の運び出しを作業スタッフがすべて行ってくれる場合に関しては、荷物の運び出しと掃除を並行していくと良いでしょう。
次に、旧居での公共料金の精算を行います。
係員の方が精算の為に旧居へと足を運んでくる場合もありますので、現金は手元に残しておくと良いでしょう。
すべてが終わった後に、積み忘れた荷物がないかを確認します。
賃貸物件の場合ですと、荷物の運び出しを終わった後に部屋を管理会社に引き渡すことになりますので、事前に不動産会社と連絡をとるようにして、引っ越し作業の終わる時間を伝えておくとスムーズにいきます。
次に、新居に荷物が運び込まれた時ですが、どの荷物から新居に運び入れをするのか、どの荷物をどの部屋に入れるのかと言ったことを再度確認します。
すべての荷物の搬入が終わった時には、荷物はすべてあるのか、搬入時に傷ついてしまった物や、破損している物はないかを確認します。
仮に、破損した物があった場合は、作業スタッフに確認をとって、補償確認などを行いましょう。