引越しの挨拶状を忘れずに送りましょう
新居での荷物の片づけも終わり、新生活にも慣れてきたら引っ越しの挨拶状を出しましょう。
挨拶状は、普段年賀状などのやり取りがある方や旧居で親しくしていた方などに送ります。
あまり付き合いがなくても、親戚関係には忘れずに送るようにしましょう。
●引越し挨拶状の形式
挨拶状といっても、特に形式にこだわる必要はありません。
転居のお知らせという意味で、新住所と特に問題なければ引越した理由なども簡単に添える程度で十分です。
たとえば「転勤により〇〇に引っ越しました」や、新築の場合は「新居を構えました」などで良いでしょう。
「このたび下記(住所)に転居いたしました。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄り下さい。」などが一般的な文言になります。
枚数も多く一括して印刷する場合には、送る相手は親しい友人から会社関係や親戚など幅広いでしょうから、シンプルなあいさつ文で作成しておいて、個別に伝えたいことは手書きで書き添えるのがいいでしょう。
ちょうど年賀状や暑中見舞いなどと時期が重なるようであれば、その中に転居したことを書き添えておくことで引越しの挨拶状を別に送らなくても大丈夫です。
年賀状でお知らせする場合は、頂く年賀状は旧住所宛てに送られることになりますが、郵便局に郵便物の転送手続きをしておくことによって、手続きから1年間、旧住所あての郵便物を無料で新住所へ転送してもらうことができます。
郵便局への「転居届」は、引っ越し日が決まったら早めに忘れずに出しておきましょう。
やはり挨拶をしておくことは大切です
引っ越しをする時に、挨拶をしないと言うような方が増えているようです。
しかし、これまで旧居でお世話になった方や、新居での隣人になる方には、きちんと挨拶をしておくべきだと言えます。
近所づきあいをすることのきっかけにもなりますし、万が一のことがあった時などもお互いに顔を知っていた方が何かとメリットがあると言えます。
また、マナーの点から見ても新居での挨拶は勿論ですが、旧居でお世話になった方に何のお知らせもせずに家を出てしてしまうのはマナー違反だと言えます。
旧居でお世話になった方に対しては、菓子折などを持って直接会って挨拶をすることが望ましいです。
ただし、時間がないような時には、挨拶状を必ず送るようにしておきたいですね。
挨拶状の内容としては、旧居にてお世話になったお礼と、移動日、新居の住所などを纏めておくと良いでしょう。
遠方に引っ越すような時には、近くにお立ち寄りの際には遊びにきて下さいなどの文章を入れておくと良いですね。
新居の場合ですと、出来れば事前にいついつに引っ越しをしますのでお騒がせしますがよろしくお願いします、と挨拶をしておくと良いでしょう。
荷物の搬入に関しても騒音は出てしまいますし、荷物の搬入を終えても暫くはバタバタとしますので、挨拶をしておくと良いでしょう。
新居の場合、出来れば荷物を搬入した当日に挨拶を済ませておくのがベストです。
遅くとも1週間以内には挨拶をするようにして下さい。旧居でお世話になった方にはそれなりの品を贈るようにしておくと良いですね。
新居での挨拶に関しては500円〜1000円程度の挨拶品で十分です。