引越し業者によって運送方法は違います。
引っ越し当日、荷物を全て積み終えて、いざ新居に出発します。
運搬は引越し業者の方が行ってくれるので、自分は貴重品や多少の荷物を持って新居へ向かえばよいので楽々です。
でも、この引越し業者の運搬ってどのように行われているのか気になりませんか。
ここでは、引っ越し業者の運送方法についてお話したいと思います。
距離が比較的近い場合は、積み込んだトラックでそのまま新居に向かいます。
しかし、距離が遠い場合はどうしているのでしょう。
荷物を積んだトラックがそのまま長距離を走るのでしょうか。
実は、引っ越し業者が大手の運送会社と連携をとり、現地まで運ぶ手段を取っています。
つまり、一度荷物は引越し業者のトラックから他社の車へ乗り換えているということです。
この荷物の乗り換えの際に時折、トラブルが発生し荷物の紛失という問題が起こるのです。
連携している会社も運送のプロですので安心して任せて良いのですが、依頼した引っ越し業者とは違う会社が入っている事には不安を感じる方も多いのではないでしょうか。
このような問題が起きないように、一部の大手の引越し業者では運送用のトラックは全て自社のものを利用しています。
一度、トラックの中身を詰め替えることにはなりますが、全て自社で行っているので他社に任せるよりも流れが把握しやすくスムーズに行えるというメリットがあります。
また、このような方法はトラブルを防止するだけでなく、コストダウンにも繋がりますので引越しが低価格で提供できるようになります。
引っ越し業者によって、運送方法はさまざまです。
自分が安心して依頼できる引越し業者を探す事が大切です。
特に遠距離での引っ越しの場合は、このことが重要になってきます。
荷物の梱包はしっかりと!
となりの区や市などの近距離の引っ越しでは、荷物を積んだ業者のトラックでそのまま運んでもらえるのであまり問題はありません。
しかし、遠距離の引っ越しの場合には、業者の運送方法をしっかりとチェックすることがとても大切になります。
その理由は、運送方法によって大切な荷物の搬出と運送が変わり、途中で荷物を積み替える時に破損や紛失などが起きやすく、責任の所在が不明確になりやすいというリスクがあるからです。
トラブルを避けるためには、やはり信頼できる大手の業者を選ぶことをおすすめします。
実際に遠距離の引っ越しをしたことがある人の体験談や業者の口コミなども参考にされるとよいでしょう。
遠距離の引っ越しの運送方法には、作業員と荷物を運ぶトラックが転居先まで同じであるチャーター便、途中で荷物の搬送と運送が変わるコンテナ便、混載便などがあります。
割高でも荷物のトラブルが少ないチャーター便を利用するという方が多いようです。
やはり大切な荷物が破損してしまったり、紛失してしまうのはできるだけ避けたいところです。
しかし、できるだけコストを抑えて引っ越したいという場合には、コンテナ便を利用するという方法もあります。
いずれの方法でも、大手の業者を選ぶことでトラブルが少なくなりますし、作業日を引っ越しシーズンから少しずらすことで費用が安くなることもあるようです。
また、万一の破損などのトラブルを防ぐためにも大切な荷物は梱包をしっかりとされることをおすすめします。