補償内容を事前に確認しておきましょう
引越し業者を選ぶ際には、引っ越し料金のほかにも、オプションサービスやスタッフの対応などさまざまなことを基準にして選びます。
そして、引越しで最も恐れているトラブルは、運搬時や搬出入時の荷物の破損・紛失です。
そのほか、荷物を搬出入する際に、床や壁などに傷を付けてしまうというトラブルもあります。
引っ越し業者の作業スタッフは荷運びのプロですから、滅多にそのようなトラブルは起きないと思いますが、万が一のこともあります。
もし、そのようなことが起きた場合、どのような対応をしてくれるかは引っ越し業者にお願いするうえでとても気になることだと思います。
ほとんどの引越し業者が保険をかけています。
ほとんどの引っ越し業者では、運搬する荷物に対して、また家屋に対して保険をかけています。
引越し業者側の過失で破損や紛失してしまった場合には、補償の対象となり加入している保険から保険金が支払われます。
万が一、トラブルが起きた場合には、どのような規定があり、どのような補償があるのかを事前に確認しておく事が大切です。
補償がない業者では、どんなに引越し料金が安くてもおすすめできません。
万が一、高価なものを破損してしまった場合、余計にお金がかかることもあるからです。
大手引越し業者の方が、このようなトラブルに対する応対が比較的迅速です。
そして、損害保険に加入してないところはないでしょうから、安心して頼むことができます。
中小企業に引っ越しをお願いしようと思う場合、荷物や家屋に対しての補償がどのようになっているかを確認しておく事が必要です。
やはり、契約するなら補償内容を確認しておきましょう
引っ越しの時、何のハプニングも起きないのに越したことはないですが、実際はトラブルが起こる事も少なくありません。
よくあるのが荷物の破損や紛失、または搬入搬出の時の家屋の破損です。
業者はきちんと補償してくれるのでしょうか。
作業中や運送中に、業者の作業員が荷物や家屋などに損害を与えた場合は賠償するというのは、標準引越運送約款に明記されています。
標準引越運送約款とは、トラブルを防ぐために定めた引っ越しに関する運送のルールです。
多くの業者でこの標準引越運送約款を取り入れていますが、中にはその会社独自で約款を作っていることもありますから、内容をしっかり確認しておく必要があります。
標準の内容は荷物の引き渡しから3か月以内に通知する事で、補償を受けられるというものです。
荷物の紛失や破損の他、延滞があった場合も損害賠償の責任を負うとあります。
つまり、何かトラブルがあった場合の補償は約束されています。
ただし、補償額は業者により違いがありますから、見積書や契約書で補償内容をしっかり確認する必要があります。
補償内容がはっきりわからない場合は担当者に聞き、きちんとした回答が得られない場合はその業者との契約は避けた方が良いでしょう。
また、作業の終了後スタッフが帰ってから損害に気付いた場合、業者側が非を認めないこともあります。
標準引越運送約款では3か月以内と定めていますが、スタッフのいる間にチェックしておくことが必要でしょう。